言論NPO主催の東京―北京フォーラムで、世界の紛争解決と平和構築に向けて、国連改革から公共外交に至るまで多面的な議論が展開され、神余隆博氏(元国連大使、関西学院大学学長特別顧問)が発言した。(13/12/2024)

神余隆博氏(元国連大使、関西学院大学学長特別顧問)は、ウクライナやガザの紛争解決にあたって機能していない国連では、アジアで国家間の戦争が起これば、ウクライナやガザの比ではなく、大国間での直接の衝突になる可能性が非常に大きいと指摘した。その上で神余氏は、大国間で対立している現状では「おそらく国連安保理のメカニズムはこれからも機能しないだろうとの見解を示した。そして、国連をどう改革しても拒否権がある限りは無理との見方を示しつつ、国連以外のところで、何かのメカニズムをつくらなければならないが、現状このアジア太平洋地域にはないので、欧州安全保障協力機構(OSCE)のアジア太平洋版の創設における日中協力を提唱しました。そのほかの神余隆博大使の見解はここをクリックして読んで下さい。

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