外務省の松田賢一国連企画調整課長は、申しあげるまでもなく、我が国は国際平和の実現に全力を傾注している。我々の理念の根幹は、単に国家間関係のみならず、個々人に焦点を当てることにある。すなわち、人間の尊厳と人間の安全保障が日本の外交政策における揺るぎない事実として位置付けられている。この姿勢は、紛争の根本原因に対処するためのものである。さらに、我々は人道支援、開発、平和の連携(HDP nexus)にも尽力している。いかなる問題も多面的な性質を有するがゆえに、我々はそれらに多角的にアプローチしなければならないと述べた。(19/6/2024)