4. 会員活動報告
カイロ国際紛争解決センター(CCCPA)の国際諮問委員会が開催された。(26/06/2018)
長谷川教授が議長を務めた国際諮問委員会の会合で、アシュラフスエラーム長官は、CCCPAの活動範囲はアフリカ地域からアフリカのアラブ地域へと拡大され、活動内容も平和維持から、急進主義と過激主義の防止、人身売買、移民の不法移送、統合されたDDRと女性と平和の関係へと拡大されたと報告した。
CCCPAの国際諮問委員会(IAB) (26/06/2018)
本年6月26日に開催されたCCCPA諮問委員会では、元東ティモール国連事務総長特別代表で日本国際平和構築協会の理事長である長谷川祐弘教授が議長を務め、メアリー・チェーネリー・ヘッセ元国際労働機関(ILO)事務局次長、モナ・オマール元外務次官、アリー・エルフファンアラブ諸国連盟顧問兼カイロのアメリカン大学教授が出席した。
2018年度の年次研究大会を12月8日にJICA研究所で開催 (13/06/2018)
日本国際平和構築協会の2018年度のGPAJ年次研究大会の準備委員会が6月13日に恵比寿で開かれ、第2回目の発表大会をJICA研究所で12月8日に開催することが確認され、国際連合システム学術評議会を後援機関とすることなった。(中沢賢治)
モルディブで気候変動に取り組む国連システム代表の野田章子さん (22/04/2018)
モルディブで国連常駐調整官として活躍する野田章子さんが朝日新聞の「ひと」欄に掲載されました。野田さんが国連を目指すようになったきっかけ、現在の仕事についてなどが紹介されています。こちらよりご覧ください。
野田章子「シリーズ:モルディブで、サステナビリティーについて考えた」 (19/04/2018)
国連広報センターの根本かおる所長が2018年3月10日から16日、インド洋の島国モルディブを訪問し、気候変動対応の最前線や国連の活動を視察しました。現地で国連常駐調整官を務めている野田章子さんと会い、温暖化による異常気象や海面上昇が人々の暮らしに影響を及ぼしているモルディブのサステナビリティーについて報告しました。根本所長のリポートを掲載したHUFFPOSTの記事をこちらよりご覧ください。
衛藤征士郎自民党外交調査会・世界連邦日本国会委員会会長の招待に応え日本国際平和構築協会理事長が「国連改革、国連憲章と日本国憲法の意義」を説明した。(11-12/04/2018)
ブトロス=ガーリの「平和の課題」からコフィ・アナンの「より大きな自由を求めて」、潘基文そしてグテーレス国連事務総長たちの国連改革の経過を説明し日本のあるべき姿を示し、日本国際平和構築協会理事長は従来のウエストフェリア体制での一国の覇権の下での平和と安全の維持を試みるのではなく、グローバルガバナンスの体制で公平で公正な国際社会を築いあげることが、日本国憲法そして国連憲章の求めている世界像に沿って行くことが最善であると説いた。
長谷川祐弘 (著) 『国連平和構築―紛争のない世界を築くために何が必要か―』単行本発売 (23/03/2018)
国連で平和活動の最前線に立った著者が、ブートロス=ガーリの「平和への課題」から、コフィ・アナンの「より大きな自由を求めて」、潘基文の「HIPPOパネル」設立、そしてグテーレスの「紛争予防」政策の軌跡を振り返り、何が紛争解決と予防に決定的な役割を果たすのかに切り込む。