山本忠道GPAJ副理事長でKPC評議員、「東京会議」にてパックス・アメリカーナの再定義の必要性を提唱(05/03/2025)

[写真]パネルディスカッションで発言する山本忠道大使(右から2番目)、2025年3月4日、東京プリンスホテル)

2025年3月4日、東京プリンスホテルにて開催された言論NPO主催の「東京会議」において、日本国際平和構築協会(GPAJ)副理事長で京都平和構築評議会の山本忠道大使が、パネルディスカッションに登壇。「パックス・アメリカーナ」の概念を現代の国際情勢に合わせて再定義し、より多角的で包摂的な国際秩序を構築する必要性を訴えました。

世界が新たな転換期を迎え、多極化と相互依存が深まる中、従来の「パックス・アメリカーナ」という概念は、その有効性と妥当性を問われています。山本大使は、長年にわたる外交官としての経験、そして国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)事務総長特別代表としての経験を踏まえ、米国一極支配の終焉、中国やインドなどの新興国の台頭、グローバル・サウスの重要性、多国間主義の危機などを指摘しつつ、新たな国際秩序を形成する必要性を説いた。

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